金ツッパ侍の全ツッパFXトレーディング

平成の侍がFXで荒稼ぎしてハワイへ移住するまでの物語。

メンタルとルール

トレードに置いてルールが大事!というのは少しトレード経験を積んでいる人ならば誰でも知っていることだと思います。

ではそのルール、しっかり守れているでしょうか?

そして守れなかった自分に対して嫌気がさしたりしていないでしょうか?

そういった人はもしかしたらルールの設定に無理があるのかもしれません。

ルール作りにおいて大切だと思うことをまとめてみたいと思います。

 

ルールの数を多くしすぎない。

守るべきルールや確認する事項が多すぎると人は混乱し、ストレスを感じ、瞬時の判断が出来なくなってしまいます。またルールを作りすぎると、一つ守れなかったから、他ももうどうでもいいや!となってしまいがちです。ルールは少なくシンプルに!が良いと思います。

 

自分にとって守るのがきつすぎるルールではないか?

自分の性格に合っていないルールを適用して頑なに守ろうとするのはとてもストレスがたまります。僕のケースでいくと「利を伸ばす」というルールはとてもしんどかったです。利を伸ばそうとしてせっかくそれなりに利益が乗ったのに結局損切になってしまった。これは自分にとってとてもつらいことでした。今は決済に関してのルールは特に設定していませんが収支は+にできています。

 

昔の偉い人がこう言っています。

 

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「心はゴム毬だよ、押さえつけられれば必ず跳ね返そうとする。つまり..............いくらがんばっても給料が入るとその禁欲の反動で....また豪遊してしまうんだ、そういうもんなんだよ....!」

無理はいけねぇ、無理は続かない・・・。偉大なる班長様がおっしゃるこれは真理だと思います。

 ではなぜ心に無理やストレスが生じるルールを設定するのが良くないのか?

人が意志や決意などの意識的な思考をする時、脳の中の顕在意識を使います。

ただし実はその思考の裏には潜在意識というものが存在しています。

これは主に無意識、や本能などをつかさどっている分野です。

ここでいう心とはまさにこの潜在意識のことなのです。(性格≒心≒潜在意識)

潜在意識のパワーはものすごく、自分の行動に対して顕在意識の10倍ほどの影響力があるといわれています。

潜在意識の大きな特徴として恒常性機能というものがあります。

太古の昔に生活や住む場所を変えることは死に直結する可能性がある行為でした。自分の縄張りから出るとどんな猛獣がいるかもわからないし、他部族の攻撃にあうかもしれません。大昔、変化をすることはとてもリスキーだったのです。だから本能は極力変化をしないように行動を制限しています。この脳の仕組みは長い時がたった現在でも脳にしっかりと刻みこまれています。

この脳の仕組みはFXにも影響を多分に及ぼしています。

FXの取引で負け組から勝ち組になかなか変化できないのは潜在意識的にその方が心地いいからなのです。潜在意識が否定している限り勝ち続ける状態に持っていくのは難しいでしょう。ではどのようにすればよいのでしょうか?

ポイントとしては潜在意識と喧嘩しないことだと思います。我々が顕在意識(意志や決意)を持ってして真っ向から向かっていって押さえつけようとしても10倍もパワーがある潜在意識をずっと抑え続けるには無理があります。

 だから潜在意識が持っている要求でこちらが譲歩できるところは譲ってあげるのです。

上記の「利を伸ばすのをやめる」という選択はまさに僕の中での潜在意識に対する譲歩です。こうして潜在意識の要求に耳を傾けて譲歩しつつ、ルールを構築していく時、潜在意識もやっとFXに対して前向きに取り組んでくれるのかな、と思います。

潜在意識が一度味方につくととても強力です。なにせ自分の意志力での行動の10倍のパワーで進んでいけるんですから。そしてひとたび勝ち組になれば今度はその状態を維持しようとしてくれます。

ただし「損切をしない」、や「計画なくナンピンをしかける」などの致命的な行動はしないようにそこは潜在意識にも折り合いをつけてもらう必要があります。

その絶対にやってはいけないことを数個だけリスト化して順守する

これこそ究極のルール作りなのではないかと思います。

FXにおいて万人に共通して機能する普遍的なルールは存在しないでしょう。

自分の性格としっかり向き合い折り合いをつけながらルールを構築し、メンタルに負荷がないような手法やルールを採用していきましょう!!

参考になりましたら幸いです。

それではっ!