第一話 金ツッパができるまで
はじめまして。皆様こんにちは。金ツッパ侍です。
ツイットー界隈のブログ熱に押されていよいよ重い腰を上げて
筆を執ることにしました。
このブログでは僕のEAの運営成績を中心にアップしていく予定ですが、自身の考えや日頃あった出来事、読んだ本のことなど他の方よりも自由度を高くして書いていこうかと思っております。お時間ある方はお付き合いいただければ幸いです。
さて今回は第1話ということで私、金ツッパという一人の侍が出来上がるまでのストーリーを書いていこうかと思います。誰にでも自分のアイデンティティーを作り上げるきっかけや人生の分岐点というものがあると思います。その一つ。投資にはまるおそらくのきっかけになった出来事を今日は書いていきます。
「おい、金ツッパ、ちょっとおもしろいところがあるから行こうぜ!」
時は2006年、私がまだ19歳の夏でした。大学の授業とゲームセンターのバイトと家庭教師、バンドの練習に明け暮れていた僕にとってその日はとても衝撃的な日になりました。
仲の良い先輩につれていかれた先は地元のパチスロでした。
清楚で純粋無垢な私はアングラなイメージで廃れた雰囲気のあるその場所には足を踏み入れたことがありませんでした。
薄暗い雰囲気の中きらびやかな電飾とすさまじい怒号。
最初にホールに入った時は少しの恐怖とワクワクが自身の中にあったのを覚えております。先輩のおすすめで北斗の拳の台に隣通しで座りました。
恐る恐るとりあえず1000円を突っ込みました。
デュルルン・・・タンタンタン、、、。デュルルン・・・タンタンタン、、、。
「え?もう終わり?」
ものの1分もしない間に溶ける1000円。全然たのしくない。というか俺の時給が・・・。その後も耐えながら6000円目に突入したその時・・・。
「あ、待って!それ熱いばい!」
そう言って先輩が目押しをしてくれました。それは中段チェリーというやつでした。
急に騒がしくなる僕の台。
そしてその時が来ました。
ターララーラー、、、ラン!バトルボーナスゲーーット!!
そのあとは、、、駆け巡る脳内物質!!ドーパミン、エンドルフィン!!カイジ!垂涎、、、垂涎の時!!!!!!
みたいな感じでものすごい興奮と歓喜の中あれあれよという間にコインが積み上がりなんとその日5万円を手にしてホールをあとにしたのでした。
「簡単に金って稼げるんだなー!」と驚きながらも手にしたお金ポケットにしまいその日は家路につきました。
その後バイトが休みの日は決まって先輩とホールにでかけることになりました。
当時の僕のスタイルは設定などお構いなし。
所詮は運だ、だとしたら大丈夫、おれは持ってる!
という本田圭介ばりの全力プラス思考、訳の分からない理論(?)で自分のラッキーナンバーである7が末尾の台をひたすら打つ、という漢気しかないスタイルでした。そしてそのスタイルで戦い毎日のように数万円をもって家に帰っていました。
「闇に舞い降りた天才現る、、、」的な感じで自身の運と才能を確信した私はそれ以降授業やバンドの練習をさぼり、ますます毎朝のようにホールに通うようになりました。
そしてその日がおとずれたのでした。